【感情完結するな】今が楽しければそれでいい!は人生が転落する

私は今、早朝5時に執筆しています。ふと目が覚め、「今はいいけれど、5年後はどうなんだろう」と不安になり起き上がりました。何を隠そう、将来のことです。生活とスキルへの備えです。それは収入含めた自分の経済状況や、必要とされる人材になるための努力。今が楽しければそれでいい、それは本当でしょうか? これを読むあなたにも、未来について考えるきっかけになれば幸いです。

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未来への備えを考慮する

今が楽しければそれでいい 備え

私は先日、31歳の誕生日を迎えました。今が一番楽しい時期かもしれません。ある意味、独身貴族(風)を謳歌しております。しかし、今のままでいいのか? と考えさせられます。なぜなら、日本の状況は刻一刻と崩壊していくばかりです。自分事として考えないのは、現実逃避だと実感しつつあります。だから、まだ大丈夫な今から備えておきたいと考えました。

貯金をすればいい話ではない

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日本という国はどうなっていくのか? 私は個人レベルで危機を感じますね。若いうちはなんとかなることも多いですが、あと5年・10年したら同じことを言えるでしょうか。かといって、貯金をすれば安心という話でもないのです。もちろん、貯金は重要です。それ以上に重要なのは、いかに継続していけるかです。貯金にしろ、収入にしろ、仕事にしろ。何しろ、今や会社はどんどん潰れていく時代です。

自分のスキルはどこまで通用するのか

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さて、仕事に対する不安について。私は大きく2つあります。①今の仕事をずっと続けても大丈夫か、②収入源を複数口つくれるか、です。私は現在フリーランスでプロモーター、コピーライター、紙面&WEBライターをしています。複数の役割を持ち、実際に複数の収入源があります。つまり、後者の問題はクリアです。

しかし、前者の「ずっと続けられる仕事」は大問題です。そもそも、フリーランスはある意味では体力勝負。単純に肉体的な意味でも、精神的にも。成果が常なので、エネルギーも必要です。熱量や行動力がないと、まともにやっていけません。

今は若いのですが、40歳になってもやれるかと言えば間違いなく「NO」でしょう。会社員の人でもいえる話です。全ての人が考えるべき、未来の自分への備え。

今が楽しければそれでいい?

今が楽しければそれでいい 備え

正直、今の私は楽しく生活しています。欲をいえば収入はもう少し増やしたいところですが、特別に不満があるわけでもありません。この状況を一言でいうならば、「今が楽しい」に尽きます。だから、問題なのです。ここが、今回の記事で一番お伝えしたいことです。今が楽しいとは、あまりにも感情的すぎるからです。今から解説していきます。

感情完結は思考停止かもしれない

私はふと、「今の自分って、感情で動いていない?」と感じました。常々私は、フリーランスの不安定さを問題提起してきました。しかし、それを述べている私はいまだにフリーランスのままなのです。なぜなら、今は心地いいから。今が幸せならそれでとりあえずOKだから。

これって、思考停止ですよね? よく冷静に考えてみた時の私は「フリーランス、やめとけ」の一点張りでした。今も冷静だから言えますが、絶対に辞めておいた方がいいです。修行にはなりますが、長く続けるものではありません。副業にするにはいいけれど、本業としては未来設計が甘すぎます。そこまで結論が出ているのに、感情を優先しているから現状を続けているのです。

まだ転落はしていない

今が楽しければそれでいい 備え

私は今、31歳。30代〜40代は働き盛りですよね。20代の頃のような、どこか人生に対する迷いの境地からは、ある程度決別できている年代です。感覚的にいえば、30歳からが成人。20歳はまだぺーぺーの子ども。本格的に大人を楽しめる30代の今は、きっと全盛期です。

調子のいい時ほど、備えておきたい。私はそう思っています。これは過去の人生経験からも実感し、先人の知恵でもある良本で学んできました。今は良くても、ここぞという時にダメでは転落します。絶好調の時は十分楽しめばいい、けれど、それだけではすぐに堕ちてしまいます。もう少し緊張感を持つべき時代を私たちは生きています。

しげくに さき

この緊張感、フリーランスを経験したからこそ身につくづく染みているのだと思います。ある意味ではいい人生経験を味わえたと思います。しかし・・・フリーランスはやめときな!

選べるうちに、選んでおくこと

先ほど、30代は全盛期などと述べました。これは人それぞれでしょうけれど。能力的な意味においては特にです。また、肉体もまだまだ元気。社会的にもきっと面白い時期。つまり、一番いい時ですよね。まずはここをよく自覚することです。

一番いい時こそ、一番選べる時期だと私は思っています。それは仕事にしろ、環境にしろ、人付き合いにしろ、何においてもです。需要はともかく、自分視点から見れば「選べる立場」です。選択肢は広がっていますからね。自分自身もいくらでも動けますから。ここも人それぞれですが、やる気に満ち満ちた行動力ある30代は最高ですよ。この最高な時期を、どう生きるかが重要です。

この先、どう生きるか

今が楽しければそれでいい 備え

ここで、冒頭に戻ります。この先をどう生きていくのか、つまり未来への備えをどうしていくのかを考える機会をつくるべきだと思っています。人生という時間においては、時間は有限だから。今が楽しいは、今だからこそ。楽しいという継続を続けるには、少しばかりの知恵と行動が必要だから。

楽しいという感情は素晴らしいです。しかし、思考停止をさせる罠にもなり得ます。楽観的になりすぎて、未来への行動ができなくなることもあります。私はそれが嫌です。私は30代も楽しく過ごしたいし、10年20年30年・・・幸せをコツコツと積み上げていきたいです。それって、今この瞬間の若いうちから備えるべき重要な問題だと思いませんか?

「今が楽しい」子どもはもう終わり!

今が楽しければそれでいい 備え

いつまでも子ども思考でいてはいけません。「今が楽しければそれでいい」は、未来に対していい意味で未知数な人だけに言える話です。つまり、学生さんくらいの年齢の時ですね。とはいえ、人はいくつになっても挑戦していいと思います。しかし、社会の中を生きていくには需要がありき。需要がなければ選ぶこともできません。

30代にもなれば、自分という人間については少しは理解していくものです。何が得意で苦手で、大切にしている価値や好きな環境など。どこに喜びを感じて、こだわっていることはあるのかなど。だからこそ、人生設計を今一度すべき時が来たと、私は考えます。

しげくに さき

わたしごとですが、フリーランスを辞めて、正社員として堅実な働き方を模索した方がいいなと思っています。とはいえ、クリエイティブは続けていきたいです。冷静に行動に移すべき時です。

【まとめ】この記事で伝えたいこと

今が楽しければそれでいい 備え

感情に従うことって基本的に楽しいです。また、直感を使う意味では感情は指針にもなり重要です。また、人と分かち合うという意味でも。それでも、未来の自分を考えた時には罠にすらなり得ます。思考をさせない罠です。

「まだいいや」「なんとかなる」という、謎の楽観した態度で、不況の日本を幸せに生きていけると思いますか? 自分は大丈夫な人間だと本気で思っていますか? そんな人は一握りです。だから、備えるのです。自分に当てたような内容になりましたが、今後の人生設計の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

しげくに さき
しげくに さき
平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。

栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。

28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。

クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。

「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」

『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
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