【自己紹介】しげくにさき
しげくにさきといいます。職業コピーライター・ライター。平成5年生まれの30代女性です。
東京生まれ・地方育ち
私は生まれた頃から転勤族として、日本各地を転々としてきました。東京都は母親の生まれ&育ちの場所です。父親が大手企業に勤めており、専業主婦の母と私&妹が地方など各地へと共にくっついていきました。ちなみに、持ち家はなく、賃貸ですので、実家という概念がありません。実家があるっていいな〜、なんちって。
現在、東京都民
高校生までは地方暮らしでした(転校たくさん)。大学入学とともに、東京へと上京しました。一人暮らしのスタートです。20代のうちに5回くらいは引っ越しをし、5回くらい転職をし、「私は寄留者なのだ」という概念がより強まってきました。意図したことではないにしろ、私の人生は幼い頃から定住という文字がないなと。何にでもなれるけれど、何者でもない20代を送ります。
ライターとして、何者かになる
天職に出会う
あらゆる意味で転々としてきた私は、人生そのものに対して漠然とした悩みを抱えていました。「私の住むべき場所はどこ?」「どこが心地いい?」「私を活かすには?」「どんな仕事が向いてる?」「こんな私は結婚できるのだろうか」などなど。模索に模索を重ね、つまりは失敗を積み重ねて行動しまくり、29歳の時に転職ならぬ、天職に出会います。それがライターでした。何かがカチッとはまりました。
自分のアイデンティティを探す旅
私は幼い頃から定住の概念がなく、そこで紡いだ人間関係は希薄なものでした。中にはとても仲良くなれたと思った子もいましたが、だんだんと価値観が合わずにフェードアウト。素直に思いますが、寂しかったですね。しかし、それ以上に自分のアイデンティティを求めることに必死でした。
まさしくそれが、仕事を通して一つ着地しました。ライターという職種によって。正確にいいますと、ライターというよりも、プロデュース業をしていた時にライティングを一通り任せていただけたことがきっかけです。成果としては、ライティングのみの営業で1ヶ月半で1,500万円の売り上げを立てることができました。
この時に私は確信します。「私の書く言葉は、もしかすると人の心を動かせるのかもしれない」と。私のアイデンティティの発見でした。仕事というのは、お金を稼ぐだけの活動ではないと、この時深みを少し見たような気がします。
自分のしっくりとくる感覚を追求する
「環境が人をつくる」
「環境が人をつくる」なんて言葉があります。私の人生を思い返しても、そう思います。環境が変われば付き合う人が変わります。自分の生活だって変わっていきます。価値観が変わるのです。そういう中で、合う・合わない、取り入れていく・取り入れない、など、自分にプラスしていったり、不要なものを手放していったりします。一言でいってしまえば、揉まれるってことですね。
環境が変わるというのは、ある意味ストレスです。しかし、私はこのストレス以上に「自分は何者なのか」という答えを見つけたくて必死でした。そのためなら、何度だって挑戦できました。ハタから見れば、職を転々としたり、引っ越しをしたりと、「フラフラしている人だなぁ」なんて思われていたかもしれません。実際、とある面接時にお説教を受けたこともありました。
自分の能力を発揮する
人生を変えるには行動ともいいますが、その前にもう一つ必要なことがあると思っています。それは、『決断』すること。20代前半の頃の私は、決断がありませんでした。ただ、何者であるか求めて、あれこれと手を出してはマッチングを求めていました。決めずに動いていたので、目標が定まっていないのです。しかし、ある時に思いました。どこに向かっているのだろう?と。そして、決めました。自分の能力を発揮できる環境で、私は活躍していきたいと。自分の人生への意図設定でした。
人生で最も影響を受けた3人
3人います。①占星術師で作家のマドモアゼル・愛さん、②バリキャリウーマンなKさん、③イエス・キリスト です。
占星術と聞くと、「あー、ハイハイ、占いね(笑)」なんて思われることも過去あったのですが、「勿体ないなぁ」と感じます。実際は心理学に近いなと思っています。私はマドモアゼル・愛さんと出会ったことで、占星術の面白さを発見しました。自分の得意・不得意を客観的に見ていけるのです。さらにはセルフブランディングにも使えるのが占星術。非常に面白い学問だと感じました。実際、編集部時代にマドモアゼル・愛さんとお仕事をさせていただき、私のことを鑑定してくださいました。人からお伝えしていただく自分像というのは新鮮で、大きな励みになりました。
そして、バリキャリウーマンなKさんについて。今もお世話になっている、厳しくも的確で、見捨てず向き合ってくれる優しさ、さらには数字にも強く頭の回転が非常に高い先輩です。憧れの人です。そんなすごい人と関わっていると、自分が惨めに感じることもありました。私が仕事から逃げようとしていた時に、その逃げ癖と過去の結びつきをパッと結びつけて説得をしてくれました。私に『腹をくくる』ことを教えてくれた人です。この腹をくくるという感覚は、9ヶ月ほどかかりました。今ではそれなりに根性があると自分の中では思っています。根気強く私を見守ってくれた素晴らしい女性です。感謝感激。
最後は、イエス・キリスト。聖書に出会ったことです。その前に一つ前置きを。私は何か宗教活動をしているわけではありません。ただただ、森羅万象すべての本質をとらえている聖書という書物に出会って、そして神さまであるイエス・キリストを知りました。普遍的なことを追求しがちな私には、聖書はあらゆる人生の問いに答えてくれる文字通りのバイブルでした。・・・この世は不思議ですよね。人間とは何者なのか?どうしてこの世は苦しいのか、時に楽しいのか。ここへの問いは、神さま無しには語れません。生きた神さまがいることを知った時、私は人生に安心感を覚えました。圧倒的な『大丈夫』という感覚です。
コンプレックスは個性
外見・中身、すべての劣等感もオールOK
私の最大のコンプレックスは、自分への自信のなさでした。それは、転々としている自分に対して。いくら自分を追求している行動だといっても、やはり世間の目は時に冷たく、本当に心が病みそうになりました。いつしかそれは、自信のなさに繋がっていきました。しかし、上記の素晴らしい人たちと出会っていく中で、「すべてオールOKなんだ!」と自分を受け入れることができました。もはや、個性です。すべてを受け入れ、自分を出していった時、目の前の現実だって変わります。
やってみないとわからない
結局、やってみないわけには自分の向いてる・向いていないはわかりません。わからないこともわからない状態が、ほんの少しでも減っていくわけです。1つの失敗は多くの学びを得ます。もはや失敗ではなく、人生経験というだけ。当時は辛かった出来事も、今にして思えばすべてが学びで、やってみてよかったと思っています。知見が広がり、人生を選択する力が身についてきます。こういった一つひとつは私の生きる糧になっているのです。すべての出来事が、実は最前なのです。やるべきは、行動あるのみ。
だからこそ、『仕事×遊び=書くこと』
私は現在、ライターという肩書きでお金をいただいております。ありがたいことです。自分の得意で楽しい、やりがいを感じる仕事で、感謝のお金をいただいているのですから。
ライターを始めてから1年半が過ぎた時、私はふと思いました。「ポートフォリオ」について。つまり、自分の作品や実績などを証明するようなもの。クリエイティブな仕事ほど、こういった目にみえる形のものは強い効力を持ちます。
私はライターだ、そう思っていても、実際にまとめたものがないわけには、口先も同然なのでは? とハッとさせられたのです。だからこそ、私は私の城を持とうと決心します。それが2024年2月17日にスタートさせた、『仕事×遊び=書くこと』BLOGです。このブログのことです。普段の仕事で書く内容とはまた少し違った、誰からの指示や依頼のない、完全に100%自分の感性を詰め込んだブログをつくりたいと決めました。
まだ始まったばかり。私のこれからの挑戦を、どうか応援してくださると嬉しいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。愛と感謝を込めまして。
2024/2/23 記