【人生が動きだしたきっかけ】自信がもてる!ビューティートレーニング

こんにちは。しげくにさきです。子どもの頃はいつも笑顔だった。しかし、大人になった私はいつの間にか笑顔も少なくなってきたと、ふと気づきます。写真はとりわけ苦手でした。そんな私が写真を通して「大人になった自分に自信を取り戻す」ことに成功しました。劇的ビフォーアフターをこの記事でお届けします。

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【体験談】最高の一枚に出会える撮影会|Jo Moriyamaさん

私とJo Moriyamaさん

私の子どもの頃はいつも笑顔でした。しかし、大人になった私はいつの間にか笑顔も少なくなってきたと、ふと気づきます。写真はとりわけ苦手でした。写真を撮られるたび、自分の笑顔が分からない。カメラを向けられると、とたんに顔がこわばってしまう。そんな、つまらない大人になっていた私が、遊び心を取り戻すお話です。

笑顔はつくるものではない

笑顔と写真はセットです。「笑って〜」と言われて、カメラの前で自然と笑えますか?言われたから、そういう顔を演じる。そうです、ここで多くの人は笑顔を作ろうとしています。だから、不自然になります。自分本来の魅力が現れていないのです。

このようなことを教えてくれたのは、世界で活躍するポートレート写真家のJo Moriyamaさんです。ドイツ人と日本人のハーフの男性で、侍と流浪にを掛け合わせたイケメンさんです。しかも、話す言葉が深くて、エニアグラムという心理学にも知見がある面白い、魅力という名の情報量がすさまじい方なのです。私はJo Moriyamaさんに救われました

この人に、撮ってほしいと強く願った

私がこの記事を書こうと思ったのにはワケがあります。一言でいえば、Jo Moriyamaさんに撮影していただいたことをきっかけに人生が変わったからです。数回の撮影会を通して、自分の魅力と向き合うことができたのです。

ではまず、Joさんとの出会いをお話させてください。Joさんを知ったのは仕事関係からでした。私が以前勤めていた出版社にて。雑誌の特集で、Joさんのインタビュー記事が上がったのです。私の目にふと留まりました。一際強い存在感で、紙面上ですが一目惚れに近い感覚がありました。記事の内容もこれまた味があっていいです。

Jo Moriyamaさんを知ったきっかけ

ぜひ、一度こちらをお読みいただくと、Joさんの哲学的な深さを感じていただけるかと思います。Joさんのインタビュー記事は5頁にわたります。スピリチュアル月刊誌『anemone(アネモネ)』2021年12月号に掲載されています。詳細は下記にて。

インタビュー記事をチラ見せ☆(anemone 2021年12月号)
Jo Moriyamaさんのインタビュー記事あり

自分に自信をつけたくて、ビューティートレーニング撮影会に参加

憧れのJo Moriyamaさんによる撮影を、ついに機会をゲットしました。それは、2022年9月。ここから私の人生は好転していったといっても過言ではありません。

約60万円という高額な撮影会。ただの撮影会ではないのです。その名も、Jo Moriyamaによる『ビューティートレーニング』!こちら、ただ写真を撮って終わりではありません。撮られることを通して自分と向き合い、さらには自分だけの『美』を引き出すことを追求したJoさんの信念がギュッとつまった自己啓発にアプローチした内容なのです。

約3ヶ月にわたる撮影会がはじまる

この撮影は、約3ヶ月にわたって、12回撮影(1日3テーマ×4回)+卒業撮影(2パターン)をしていきます。1回の撮影ごとに、それぞれテーマがあります。例えば、かわいい系、クール系など。そのテーマにそった自分をカメラの前で表現していく撮影であり、自己表現トレーニングなのです。

ちなみに、メイクもファッションも、ありとあらゆるもの全て、自分で計画します。セルフプロデュースです。とはいえ、事前にJoさんとはミーティングをしますので、サポート体制もばっちり。

【ビューティートレーニング】1回目

2022年9月11日(日)、ビューティートレーニング1回目。いよいよ、初の撮影会です。順番含め下記の3パターンです。

①ナチュラル
②クール
③ユニーク

さらに、細分化されます。各回は30分なのですが、15分・15分という風に2つにわけられます。15分終わったら、次の人へ。その間に休憩。そして、残り15分を撮影です。ですのでテーマこそ3つですが、撮影回数は3回というよりも、6回のチャンスがあるイメージです。よく考えられていますよね。

私はビューティートレーニング5期生ということで、私含め5名の女性での撮影でした。独りが撮影中に各テーマの準備をいろいろとしたりと、運営も上手にまわっていきます。運営スタッフのHarumiさんという女性が、これまた気遣い上手のプロフェッショナルで、Joさんチームは素晴らしすぎました。メンバーのことも本当はお話したいのですが、個人情報もあるかと思うので、ここでは割愛させていただきます。

撮影前の不安

撮影前、私は不安でした。笑うのが苦手なんです。なぜなら、歯茎が見えてしまうから。しかし、それは思い込みでした。Joさんの撮影を通して気づいたのです。私は自然と笑うと、確かに歯茎は見えます。ですが、抑え込んでいない笑顔は想像以上に良いものでした。自分の美的欠点があっても素敵でした。

だって、楽しそうだから。そのエネルギーを前に、いくらキメた作りものの顔は勝てませんエネルギーがぜんぜん違います。これを引き出してくれたJoさんの力には、驚きです。私はもっと思い切り笑っていいのだと、少し自信が持てたのでした。それでは、実際の写真を少〜しお見せしますね!(photo by Jo Moriyama)

①ナチュラル

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

Joさんによる一番最初の撮影でした。テーマはナチュラル。本格的なカメラを前に、私はドキドキ。テーマ自体には、普段の自分でもしっくりくるので安心感はありました。気づきとして、カメラをずっと意識しなくていい、目線は3回に1回くらいでいい、無理に笑う必要は全くない、etc 特に問題もなく、楽しくてあっという間のナチュラル撮影でした。

②クール

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

撮影前から、クールとはなんぞや?と自問しつつ、悩みながら始まりました。この記事を書いている今なら、むしろ一番得意かもしれない分野なのですが。しかし、当時の私にはクールは未知の領域

「とりあえずスカートはやめとくか」くらいの気持ちでした。謎すぎる。スカートでもクールは出せますよね。もはや、小学生のような思考回路になって、変な方向に進みました。当時のセルフプロデュースの視野の狭さを実感します。でも、いい経験でしたよ。

初の挑戦に、何かがズレる感覚

それと、なんとなくメイクを濃くして挑みましたが、何かがおかしいとずっと感じていました。休憩を挟んでメイクを薄くお直ししてみたり。ここに私のブロックがありましたね。濃いメイクが得意ではない、自信がない、クールな私にはなれない、と。結論、クールは迷走。やってみないと(実践)わからない気づきでした。

ですが、Joさんはメイクを途中で変えてみた私の行動そのものを誉めてくれました。だっさい私に対して、「お、変えたんだね〜。さっきのもよかったよ?でも、今のもいいね」と。「あ、これは撮影だけどトレーニングをしているんだ」と実感しました。

③ユニーク

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

ユニークと聞いて、どう思いますか?いわゆる、個性ですよね。その個性とは何か?事前準備の段階では、私はワクワクしていました。乙女心全開に、普段はできないけれど、自分の中にある創作意欲を爆発させて望みました。テーマはユニークであり、別の世界にいるような女神的な存在。

一番気合いを入れていましたが、結果、私にとっては後味の悪い、悲しみの撮影でした。Joさんに対することではなく、完全に自分自身に対しての失望です。まるで、コスプレでした。ちゃっちい。女神になろうと密かにブランディングしていたのに、結果はどこか苦しそうな私の顔ばかり衣装負けでした。ユニークさに釣り合っていませんでした。メンタルが顔から、すべてから出ていたのでしょう。

写真は外見だけでなく、内面も写す

「カメラは真実を写す」とJoさんは述べています。悔しくて涙が出そうになった私と、撮影最後の方では深く言葉を交わしました。そこでの私の気づきはこちら。ユニークという言葉を表面的に受け取りすぎて、外見だけをユニークにして精神が疎かになっていました

心は表情に出る。この撮影を一言でいい表すならば、私の心は全くユニークな状態ではなかったのです。むしろ、硬直して自分の殻に閉じこもっていました。恥ずかしさと緊張と苦しさ。圧倒的な内的自信不足です。

自分のことが恥ずかしいのか?

なんと撮影中、私は「恥ずかしい」と連呼していました。Joさんはその点を聞き逃さず、「自分を卑下しているのかもね」と教えてくれました。このコンセプトは自分で決めたのに、そのユニークさに蓋をして、自分のクリエイティブなエネルギーを必死に押し戻していると。

結果論としては、気合を入れただけにショックでしたが、それ以上に大きな大きな気づきを得られました。このユニーク撮影、実はビューティートレーニングの最後にミラクルが起こるので、この記事をどうぞ最後までお読みくださいね!

「笑顔はがんばるものではない」し「必ずしも笑顔にならなくていい」

撮影1回目にして、濃い学びが得られるのがJo Moriyamaマジック!まだまだ続きます。ビューティートレーニングは長いですよ〜。そして、私の変化をこの記事を通して知っていただきたいです。人はこんなにも変われるのだと。

精神的なことに対しての追求は、自分の内面を深掘り、追求していく人が多いかと思います。自己啓発やスピリチュアル方面などへと。しかし、精神は肉体に現れてくるのだとしたら?

人には人の数だけのバックグラウンドがある

さて、それを知った私には何ができるでしょう?簡単です。表情を見るのです。自分の表情は、どんな状態かなと知ればいいのです。自分への卑下、許し、愛、喜び、いろいろなものが現れてきます。写真がそれを記録するのです。

だから、笑顔を”つくる”というのは根本が間違ってます。肉として、表面的な笑顔をつくることはできます。顔の筋肉を使って。しかし、その中身(精神)は笑顔ですか?ここが合致した時の笑顔は最高で、そうでない時の笑顔は、本当のところは笑顔になっていないのです。

無理して笑う必要は一切ない

少なくとも、もうこの時点で魅力は100%ではありません。「もうだったらさ、無理して笑わなくていいじゃん」と、こういう考えもあるようです。必ずしも笑顔を向ける必要はないと、Joさんは私に教えてくれました。

【ビューティートレーニング】2回目

はい!2022年10月9日(日)、ビューティートレーニング2回目です。前回(1回目)のラストに撮影したテーマ・『ユニーク』では落ち込んでいたのですが、事前にJoさんとのコンサルティングを受けられたり、自分自身でも整理をつけていたので気持ち新たにでした。ドキドキのまま、当日を迎えます。

結論をいうと、最高でした。前回の初々しさと比べると、変化を感じられるかと思います。撮影そのものに対して、前よりも慣れてきた気がありました。内観したからでしょうか。

2回目のテーマは3つ。

①ラブリー
②カリスマ
③シンパシー(同調)

①ラブリー

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

「愛嬌、笑顔爆発、かわいらしい自分」これが、Joさんから私へのお題でした。私にとってのラブリーは、ピンクでモコモコ、キュートな女の子でした。現実の私とは重なっていないタイプ。とはいえ、この撮影は自分を見つけるためでもある自己発見トレーニング。やるのです、やるしかありません。

冒頭で上げておいて何ですが、このラブリー撮影はきつかったです。「私はラブリーではない」という思い込みが強くでました。それゆえ、つくり笑顔だし、ひきつっていて、見ているだけでなぜか痛いです。前回と同様に恥ずかしさがまだ残っていました。またしてもJoさんに見透かされてしまいます(笑)

愛嬌が生まれる時とは

「今、目の前の人対して、私は何ができるのかな?与えることができるのかな?」という視点を持つと、愛嬌は生まれると教えてくれました。この視点を持って撮影に望んでみたいものです。

それにしても、今思えば「ピンクのファーコートにこの服、ありえんやろ・・・」と今現在、失笑中です。まぁ、それくらいには自分にとって未知の分野だったわけです。こうやって見返しても写真の情報量はすさまじいと実感させられますね。写真の威力、すごすぎる。

②カリスマ

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

まず一言、一番やりやすかったです。事前コンサルの際、Joさんからのマインドセットは「みんなに見られて当たり前、今日は私の日、レッドカーペットを歩いている私」といったイメージが大切だと教えてくれました。これを聞いた時、「よしキタ!!」でしたね。一瞬にしてイメージングできました。

自己分析になりますが、私はわりと普段から自分主体です。意見の主張は強めです。周りと調和することよりも、一人突き抜けたいといった、一匹狼気質なところもあります。言葉にするとひどいなぁ・・・(笑)。

まるで役者を演じる、しかしそれも自分

カリスマというテーマは、強くスポットライトが当たっており、ある意味演じている側面もあります。普段の自分ではなく、特別な自分。承認欲求があるのかもしれない。ここも深掘りをいれると闇がありそうですよね。

ブランディングとしては、あまり深く考えずにとりあえず大人な黒、自分の好き(個性)をミックスさせて、得意なシンプル系統で表現してみました。洋服選びからメイク、何もかもが自分で選ぶというのも、セルフプロデュースを体感して学べるので面白いです。すべてが学びの撮影会。

③シンパシー(同調)

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

ビューティートレーニング5期生の集合写真。このトレーニングにおいて、唯一の集合写真トレーニング。5人の美女たちが集まります。今回、集合写真は掲載ナシにさせていただきますね。

同調とは、人のための自分自分が主人公ではなく、一緒に映る人と調和していくことです。カリスマとは反対側にあるようなテーマでもあります。自分、自分!ではなくて、隣の人のことを考える自分。そして、「自分はここにいていいのだとマッチングしていく自分」のことだとJoさんは教えてくれました。

実は自分第一になりがちな集合写真

集合写真って、まず真っ先に自分のことを探しますよね。「顔は大丈夫かな」と。このように自分本位でチェックするものです。当たり前の行動かもしれませんが、この行動からはいろいろと考えさせられます。

そして、この撮影の前に、2分くらいで個人の撮影もちょこ〜っとありました。流れるようにすごいスピードで。テーマは特にないわけで、いままでのおさらいを感じる撮影でしたね。結構、撮影慣れしてきたかもしれません。

ちなみに、オレンジな服は美女たちと共に合わせたものです。自分では決して選ばない色をまとってチームに合わせていく、これはこれで面白い発見でした。

目の前の人のことを考える

撮影って、とっても深いです。撮る・撮られるの関係の中で、「私は何ができるかな?どう自分を出そうかな?」また「隣の人とどうマッチしていこうか」「この服、この環境でどういう私であればいいかな」など、目の前の人のことを考える重要性を体感しました。

しかし、それを頭で考えようとあれこれ計画を立てると、いい表情にはなりません。そもそも、人間はカメラの前では頭がはたらない、隙がないと、隠れているものも映るとJoさんはいいます。カメラの前では丸裸。だから、すべて感覚のままにカメラの前に立たないと、辛いことになるのです。

「笑顔は2秒しか持たない」人は微細に動くから

鏡で見た自分と、人から見られている自分って、驚くほど顔が違うものです。そして無加工。これぞ、完全なる素。ごまかしが聞きません。だからこそ、内側の情報が表面化されていくのです。Joさんの撮影は、強烈な説得力があります。

笑顔はキープできるものではない

ところで、笑顔の撮影は、撮る人も撮られる人も共通の理解が必要だと感じます。Joさんは私に教えてくれました。「笑顔は2秒しか持たない」「点で笑顔を見せていく。笑顔のキープは難しい。だから、秒ごとにつくって緩急をつけることで、表情がプルプルしないで済みますよ」と。なるほど。

すると、私は笑顔をつくることさえできなくなり、ハタから見たら困惑顔でしょう。Joさんはさらなる助け舟を出してくださいました。「急に微笑むのが難しいのなら、まずは鼻でふふんと笑う。横隔膜が震えて、ハハッみたいな」やりました、できました。なんだか、Joさんって面白いでしょう?魔法使いみたい。

【ビューティートレーニング】3回目

いよいよ、最後のトレーニング。2022年10月30日(日)、ビューティートレーニング3回目です。テーマはズバリ、下記3つ。

①インテリジェンス
②ファニー
③セクシー

今回の撮影は、一言でいうならば突き抜けることができたと思っています。殻を破った感覚です。1、2回の時のような表情ではありません。何かをつかんだ私です。

①インテリジェンス

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

Joさんは「インテリ」と発言していましたが、おそらくはインテリジェンスという意味でしょう。このインテリ撮影では、環境を味方につけて自分のフィールドにするといったテクニックを学ぶためだからです。今回の撮影を通して、光と角度、環境や洋服を合わせた魅せ方を学ぶことができました。

インテリジェンス(英: intelligence)は意思決定のために情報を分析して得られる知見、またそれを得る機構である。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/インテリジェンス
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

この画面は、撮影の後日に行われるグルコンという名の振り返り会にて。ありがたいことに、私の表情の作り方を褒めていただきました。光の方向や角度、表情の切り替え方など。

「捨てショットがなく、連続でこの撮れ高はすごく参考になる」とJoさんはグループのみなさんに共有しており、嬉し恥ずかしでした。私の成長を感じる撮影でした。ここにきて、やっとホッとできました。純粋に嬉しい。

②ファニー

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

ファニー、当日まで悩んでいました。結果「コスプレしちゃおうか☆」と振り切って臨みました。正確にいえば、あるキャラに寄せたメイクだけをして、服装は現代っぽく。でも、そのキャラらしさも意識したオマージュをコンセプトに。

ファニーはユニークに近いけれど

現代に来たアミダラ女王(STAR WARS)がテーマ笑顔にならずとも、真顔でもファニーになれるのだと、Joさんとの対話と撮影を通して肯定感を得られました。写真を通しての、自己表現。まだ知らなかった自分の顔や表現方法が、Joさんの撮影を通してどんどん開花されていきます。自由って、楽しい!

ネタにもなる

今回の撮影で、私は撮影されることに対して何か壁を乗り越えられた気がします。鼻の穴にコンセントを差し込むフリまでしたのですから。その写真はここでは割愛。いつか私と出会った方は聞いてください。お見せします。Joさんが「やってみて!」と振ってきまして、私も照れながらやったという。今思えばやってよかったです。一つ何かが抜けました。

③セクシー

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

セクシー。一番わかりやすくて、一番ドキッとさせられるテーマだと思います。実は私、このテーマで撮影できる日を楽しみにしておりました。直感的に思ったのは「楽しそう!」と感じました。

おそらくですが、世間的にはセクシーと聞くと、エッチなこと、いやらしいこと、オンナ全開みたいなセクシャルを連想する人も多いかと思います。セクシャルって、秘匿的。本来隠すものだから。それをカメラの前で見せるとは、どういうことだろう?となぜか違った方向でワクワクしていました。

セクシーは、まるでナチュラル

結論、撮影してみると自分でも驚くほどに恥じらいはありませんでした。むしろ、ラブリー撮影の方が恥ずかしさ満点でした。こういう点も面白い発見だなと思います。セクシーにいたっては、私が純粋ゆえに超越していたのかもしれません。なんちって。

自分で言うなよ〜!とツッコまれそうですが、これに限ると思うのです。私にとっての性は、いやらしくなんてありません。むしろ美しいもの。神聖なものであり、尊ぶべきものです。

撮影時、いつも見守っていたHarumiさん曰く(スタッフさん)「清楚系なセクシー!」と仰っていたのが印象に残っています。なるほど、清楚!面白い観点だなと思います。

さて、これにてトレーニングとしての撮影は最後となりました。セクシーの撮影後、Joさんと少しお話したのですが、そこでハッとする言葉をいただきました。「さきさんは他の人とは感性が違うし、見せ方をわかっている。すごく成長したと思う」と。感謝です。

【卒業】Jo Moriyamaさんから教わった、自分は表現者であるという自信

さて、いよいよJo Moriyamaマジックの真髄をお披露目します!はい、こちらです!

Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama
しげくに さき

Before(左):初出し(3ヶ月前)
After(右) :卒業写真(3ヶ月後)

見てください・・・。Jo Moriyamaマジック!変化の期間でいえば、約3か月のこと。モデルもカメラマンも同じ人です。衣装も同じ服です。ビューティートレーニング、凄すぎます

初撮影の時(左)の時が懐かしいです。当時の私はガチゴチでした。はじめこそ、私は何を表現したいのか想いが定まっていませんでした。だから、思いっきりコスプレ感。残念さが拭えませんでした。自分に対する恥ずかしさもありました。いい大人がレイア姫のようなお団子をして、なんちゃって女神になろうとして。

コンセプトが固まっていなかったんだと気がつく

困惑している私を見て、Joさんはこう言いました。「何を届けたい?」その時私は、愛とか光、と曖昧なことを言いました。それが何かも分からず。結局答えは出せず、初回の撮影は悔し涙が溢れました。

結果、もう一度トライしてよかったです。私は輝けました。他の人が何と言おうと、これが私の感性なのだ!と輝くことができました。表現できました。私の愛すべきユニークさ。何を届けたいのか、あの時の質問に今なら答えられる気がします。Joさんに「ありがとう」の表現でした。外への発信のような感情です。

それではいくつか、レッツ・ショータイム!

卒業写真

Jo Moriyamaによる卒業写真

ビューティートレーニング 5期生 の 私
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama
しげくにさき
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama
しげくにさき
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama
Model:しげくにさき|photo by Jo Moriyama

写真に映るのは、内面だと理解

このビューティートレーニングを通して確信しました。ユニークとナチュラルが大好き。自信をもって表現していいのだと。内側から湧き立つ想いこそ、個性。自分だけの感性。真似事ではない表現、好きの具体化 etc あらゆるエッセンスを含んだ自分です。自分だからこそのオリジナリティを表現することが大好きなのだと。

自分と向き合わざるをえないのが写真ですね。面白い。奥深い。写真だからこそ自分としっかり向き合えます。現実だから。変化がわかりやすく、時に涙が出そうになりましたが、マインドに効きました。整えられました。定まりました。

無限に可能性を秘めている。

人は何に喜びを感じるのでしょうか。私が思うに、自分を表現できた時です。その表現は人それぞれ。自分自身を出していく時(顔とか肉体などの外面的なこと)、もちろん中身も。たとえば、自分の持つ才能や技術、作り出すもの、奏でるもの、声かもしれない。話術、歌かも。いろいろと、無限に可能性を秘めています

この可能性に気づいた時、人は輝ける。しかしこれには問題があって。自分で見つけるしかないのです。引き出すためのお手伝いをしてくれる人はたくさんいます。しかし、最後の判断は自分です。

Joさん流・笑顔の奥深さは至極の内容です!

Jo Moriyama の哲学がつまったビューティートレーニング

Joさんのビューティートレーニングでは、私を引き出すためのテーマがたくさんありました。何よりも、自分のやりたいことに蓋せずに挑戦することです。おかしなセンスも披露してしまいましたが、すべて行動あるのみです。決めるのは自分です。

指示待ちではない、自分で決める。

「あなたはコレね」とJoさんが指示するものではありません。すべて、自分事。選択という舵をとるのです。これが変わるための第一歩。

写真に隠し事はできません。曖昧なマインドなら、曖昧な自分が隠れることなく映される。しぐさや表情、目線、醸し出す雰囲気など、あらゆる要素から。人間というのは多要素で出来上がっているのです。服装や撮影技術、その他もろもろで誤魔化したところで、一体何になるのでしょうか。

真似ではなく、自己表現から生まれるもの

誰かが真似をしようと、外見だけ寄せてきても到底成りえません。人それぞれの賜物は、自分で試していくしかない。自分を出していけば、表現していけば、ふと見えてくる。私はこの面白さにハマってしまったようです。

やはりすごかった、Jo Moriyamaさん。会いたいと思ったら、会う。すべてはこの行動から、Joさんとご縁が繋がり、新しい自分を知ることができました。心から感謝です。

この記事を書いた人

しげくに さき
しげくに さき
平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。

栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。

28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。

クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。

「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」

『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
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