仕事と遊びが同じだと、人生が楽しくなる。

自分が「これだ!」と魂レベルで合致した仕事って、もはや仕事ではないなと最近感じています。世間一般の遊びのような一長一短の楽しさではなく、「これが私のエネルギーを出せる場所だ」と感じる満足感があります。つまり、今の私は仕事と遊びが混合しているのです。この感覚になると、人生が面白いくらいに彩り豊かになります。そのヒントをお伝えしますね。

INDEX

あなたの仕事(ワーク)は?

仕事 遊び ライクワーク

仕事には4つのステージがあります。それは職業や権威性などの話ではなく、働いている人自身の感じている心のステージです。例えば、ライスワークやライフワーク。一度は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。ちなみに私は、大学生時代の就活時に初めて知りました。

STEP
ライスワーク(Rice Work)

・・・仕事の価値観、第一段階。ライス(=お米、食料)を食べていくために働くこと。ネガティブな自分の思いを無視していることも多く、我慢の多い働き方。

STEP
ライクワーク(Like Work)

・・・仕事の価値観、第二段階。ライク(=好きなこと)で働くこと。「好き」「楽しい」「やりがいを感じる」などポジティブな気持ちを第一優先にしている働き方。

STEP
ライフワーク(Life Work)

・・・仕事の価値観、第三段階。ライフ(=人生)をかけた働き方。自分のエネルギーを発揮し、与えることができる人。

STEP
ライトワーク(Light Work)

・・・仕事の価値観、第四段階(=第三段階でもある)。ライト(=光)を与えることのできる働き方。人にスポットを照らせる人。

ライスワーク(Rice Work)

ライス(=お米、食料)を食べていくために働くことをさします。つまり、お金のために働くことです。自分の心、とりわけ「嫌だな」「つまらないな」「苦しい」といったネガティブな自分の思いを無視していることも多いです。我慢でいっぱいな働き方です。

私の過去は、ライスワークな働き方でした。仕事は大変なもの、苦しくても仕方がない、と人生を諦めていたような思いで働いていました。ですので、仕事のある日の朝は憂鬱でした。目もどことなく虚で、声に覇気もなく、ぼんやりと浮遊霊のように出社していたこともありました。

ライクワーク(Like Work)

ライク(=好きなこと)で働くことです。先ほどのライスワークと比べ、自分の気持ちが優先しています。つまり、「好き」「楽しい」「やりがいを感じる」などポジティブな気持ちを第一優先にしている働き方です。

今の私はここのステージです。だからこそ、冒頭でもお伝えしたように「仕事と遊びは同じだ」という発言ができてしまうワクワクさを持っているのです。ここの領域にくると、幸せや感謝を感じます

ライフワーク(Life Work)

仕事 遊び ライクワーク

ライフ(=人生)をかけた働き方です。「これが私の人生だ」と心から言えるほどの熱い心をもって、日々の仕事に精を出している領域です。ちなみに、会社員や個人事業主、経営者などは一切関係ありません。売上も、権威性も、何も関係ないです。もちろん、ここまでのワークステージ全てに言えます。

ライフワークは、ライクワークよりも範囲が広がっているイメージです。自分の好きでやりがいある仕事を、自分の領域だけにしていないということ。他者の人生を手助けする、他者貢献の意識が根底にあります。自分のエネルギーを発揮し、与えることができる人です。ここまで来ると素晴らしいです。

しげくに さき

私もここを目指しています。自分の得意で好きな仕事が、誰かの役に立つのであれば、この上なき幸せです!

ライトワーク(Light Work)

仕事 遊び ライクワーク

ライト(=光)を与えることのできる働き方です。光とは抽象的ですが、イメージはつきますか? 自分ではなく、誰かに喜んでもらえるような貢献です。人にスポットを照らせる人です。それも、人生が変わるような大きな喜びであればあるほど、ライトワークそのもの。

この領域になると、職業は絞られてくるかと思います。それは、人と接する仕事をしているかどうか。そもそも、人を介さずとも喜びを与えることはできることも多いですが、ライトワークとはご自身が光なのです。影響力も強まります。ライフステージ的には、ライフワークと同列であり、最上位に位置します。

何を目指して仕事をするのか

仕事 遊び ライクワーク

これを聞いたあなたは、今どこのライフステージにいますか? ここで、私のお話しをさせてください。ライスワークからライクワークへの移行が、一番力のいる時期だと思っています。なぜなら、明らかに違う価値観だから。では、私の仕事経験におけるライフステージの流れについて早速いきましょう。

ライスワークからライクワークへ

仕事 遊び ライクワーク

私は28歳の時(まだライスワーク)、これまでの人生が味気なく、何者でもない自分が嫌になるピークを迎えていました。きっとあの頃は、診断こそ受けていませんが、鬱に近かったかと思います。「仕事って本当に辛い」のマインドでした。それと同時に、「絶対に人生を変えたい」という反骨精神も湧いてきました。

では、どう人生を変えていったのか? 今の働き方(当時はバックオフィス的な事務職でした)は合っていないと現状をきちんと認識することをしました。精神的な意味でのマッチングですね。喜びは何もないということ。私でいえば、事務職ではない、新しい仕事を見つけることからがスタートでした。見つける努力が始まります。

職業という枠組みから選ぶのではない

仕事 遊び ライクワーク

新しい仕事ときくと、「じゃあ、営業に挑戦しようかな!」など突然結論を出そうとしがちです。何が起きているかというと、頭の中で「あ、これいいかも」と思って就職活動をすることです。こういうパターンは私自身していませんが、脳内でイメージしたことはありました。

何が言いたいのかというと、いきなり結論を出さないことは鉄則です。特定の職業を提示した時点で、浅い結論が出ているも同然です。その結論に至るまでの経緯に何もなければ、変わることはできません。もっと、自分をよく理解すべきだからです。

自分の得意なことを知る

仕事 遊び ライクワーク

ある程度の社会人経験があるからこそ、自分の得意な仕事は理解しつつあると思います。例えば、人と喋るのが得意ということも。それは一対一なのか、大勢の前なのか。また、説明することが得意なのか、相談に乗ることが得意なのか。いろいろと枝分かれした要素で考えることができますよね。それを知ることが、自分を知ることです。

細分化していくと見つかる

仕事 遊び ライクワーク

とりあえず、自分の今までやってきたことを思い出して、紙に書き出してください。何が少しでも楽しかったか、これはもうやりたくないとか、いろいろあると思います。これをすることによって、「自分は何に価値を置いているのか」が見えてきます。

私の場合は、「自分のアイデアが出せる」「人の都合で左右されるのはものすごく苦手」「人前でのプレゼンや意見をいうのは怖いから喋りたくない」でした。今の自分はまた少し変わっていますが、それは成長したからですね。まぁつまり、自分の大切にしていることを書き出せば、そこから職業を見つけることもできます。

ライクワークへの道のりには時間が必要

上記のように、自分を深掘りしていくことで価値観が見えてきます。そして、仮に「これかな」と思った仕事への従事したとしましょう。しかし、ここから急にライクワークになるわけではありません。なぜなら、この仕事は初めてだからです。経験値がないわけです。経験値は大人のたしなみです。

ライクワークの楽しさややりがいというのは、一長一短ではありません。大人の楽しさです。それは、時に困難な時もあれば、それを乗り越えてきた経験も含め、さまざまな苦労があってこそ。その上で、自分の大切にしている価値観があるからこそ、頑張れるのです。そういう楽しさです。子どものままでは感じられません。

【まとめ】仕事が遊びになる秘密

仕事 遊び ライクワーク

ここまで読むと、もうなんとなくお分かりだと思います。お金第一の働き方ではない、ライクワーク(ライフワーク、ライトワークも)こそが楽しい働き方の移行法です。私にとっては、もはや遊びです。ただし、世間一般の遊びとは違います。大人の遊びです。つまり、自分の能力を発揮できる場だということ。

自分の喜びのためや、他者の喜びのため、社会を良くしていく全体への喜びのため、こういった喜びエネルギーに従事している働き方ができると幸せを感じやすいです。自分のエネルギーを発揮している状態だからです。人に与える働き方は、もはやただただ楽しく、遊びにすらなりえるのです。なぜなら、喜びのエネルギーを出しているから。それで喜んでくれる人がいるのであれば、なお幸せですよね。

この記事を書いた人

しげくに さき
しげくに さき
平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。

栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。

28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。

クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。

「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」

『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
INDEX