人は見た目が9割。だからこそ、やるべきことがある。

人は中身が重要というのは、誰もが認識していますよね。しかし、やはり見た目も大切。それは顔が整っているとかの話ではありません。結論からいいますと、清楚感があるか、いいものを身につけているか、という2つの要素を身につけておくと、人生がそれだけで上手くいきます。なぜなら、人から大切に扱われるから。中身を知ってもらう前の、大切な入り口でありきっかけになるのです。詳しくお話ししていきますね。

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人は見た目で判断する

人は見た目が9割 中身

人は見た目が9割(著者:竹内一郎)という本が、2005年に出版されました。この世の真実を濃縮したキャッチーなタイトルで、一躍ベストセラーになりました。あれから19年経過しても、個人的にはずっと記憶に残っています。おそらくは、実生活においても、見た目の重要性を体感しているからでしょう。

見た目の何を判断しているのか

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そもそも、見た目で9割も判断されるのか? 割合はともかく、確実に人は視覚から得た情報を意識的・無意識的に取り入れているものです。そして、それは無意識レベルで判断材料になっているということ。これについては、「メラビアンの法則」という理学者のアルバート・メラビアンが1971年に提唱した研究があります。

メラビアンの法則的な判断

メラビアンの法則の内訳は、言語は7%、聴覚は38%、視覚は55%という割合でできたもの。つまり、50%以上は見た目で判断されるという、超重大要素なわけです。そんなメラビアンの法則は、よくビジネスにおいても活用されます。「非言語コミュニケーション」は聞いたことがありますか? 言動の動にあたるもの。ボディランゲージですね。

時代はどんどん短絡化へ

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しかし、忘れてはならないのは、メラビアンの法則の時代と今は違うということ。判断というのは、社会生活あってのことです。当然、昔と今とでは文化も変わっています。ましてや、日本での研究ではありません。個人的には、人は見た目が9割だと思っています。なぜなら、SNS文化によって、人々は表面的な美しさを過度に求めるようになったからです。

中身こそ重要なのに?

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「でも、人間は中身ですよ!」という気持ちはわかります。これを執筆している自分自身もそれにはすごく同意。それでも、どう足掻いても判断の入り口は見た目に偏ってきます。思えば、自分自身も無意識に見た目で判断していたことは多かったと思います。それこそ、大人になればなおのこと。なぜなら、一人の人間と深く話す時間は短くなってきているから。つまり、基本的に浅いのです。学生の頃とは違います。

中身の前に、入り口がある

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例えるならば、家。中が素晴らしい家かどうかは、外見から見ればなんとなくわかりますよね。こういう感覚に近いです。綺麗にされている外観と、雑草が生えまくっているのとではどういう受け取り方をしますか? 人それぞの価値観もありますが、だからこそ見た目こそが、すべての入り口になりえます。基準がないからこそ、感覚的な話になります。直感的な判断になるわけです。

経験値が刷り込まれているから

人を一瞬見ただけで、「こういう人だろうな」という判断をしたことはありませんか? ここでのポイントは、無意識の状態です。もはや経験則に近いんですよね。これこそ、先ほどの家の例えそのものです。ましてや、年齢も重ねていくと「こういう感じは、ああいう人だ」といった経験則が誰しもあります。

【私の経験則】人は見た目が9割

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私の話で恐縮ですが、マッチングアプリのお話をさせてください。メッセージでやりとりをして、会うことになりました。やり取りの中で、価値観が似ていると感じたからです。つまり、中身をそれとなく感じ取ったわけです。しかし、これはあくまでも「感じ取ったつもり」な段階。ただただ、期待だけが膨らむばかり。だからこそ、余計に会った時のギャップはすさまじい時もあります。

非言語の印象が強すぎる

会った時、正直いいますと私は少し落胆しました。よれよれに見える服装で(オーバーサイズか何なのかわかりませんが、だらしなく見えました)、お財布はジップロックだったのです。こういった要素を見た瞬間からもうダメでした。私の美学にはまるで合致せず、むしろ避けたい人種に成り変わってしまったのです。あれだけメッセージではいい感じだったのに。

身につけるものも見た目のうち

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ここで重要なのは、身につけているものも見た目のうちだということ。見ているのは顔の美形さや好みよりも、「この人はどんな人なのか」という非言語的な要素を拾っているということです。言葉は嘘をつけます。しかし、非言語は嘘では隠しきれないものがあるからです。

きちんとしているかという判断になる

ちなみに、お会いしたその男性は悪い人ではありませんでしたからね。ただただ、価値観が違っていました。そう、価値観です。そういう判断になってしまうのです。見た目ですら、中身の判断になるくらい、見た目はあまりにも重要なのです。メッセージという言葉のやり取りでは合ったつもりでしたが、実際に会うと、避けたい人種になってしまったわけです。

人は見た目が9割。だからこそ

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だからこそ、外見磨きも重要です。なにせ、メラビアンの法則では55%ですが、体感的には人は見た目が9割。言語以上の、非常に強い判断材料です。これはそのまんま、私自身へのブーメランといいますか、戒めでもあります。気をつけたいものです。

さて、人生が楽しくなる・上手くいくには、基本的に人ありきです。人との繋がりがあってこそ、ご縁がご縁を呼びます。そのためには、初見という一瞬で落とされないように気をつけなければなりません。逆に、初見で心を掴めたら、信頼は築きやすいです。なぜなら、相手が自らで判断を下したわけですから。そこには強制がなく、ご自身の納得の上ですから。つまり、見た目は落堕にもチャンスにもなる超重要な要素なのです。

男女ともに必須な2要素

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最後に、私が過去に読んださまざまな書籍や、経験則からお伝えしたいことがあります。人は見た目が9割だからこそ、押さえておきたい2要素です。

清楚さに気を遣う

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単刀直入にいいますと、体のパーツです。頭髪、肌、唇、爪は絶対レベルで見られます。男女関係ありません。ここに、その人の清楚さが現れるから。ここのお手入れが行き届いていないと、単純に不健康に見えます。時には衛生観念を疑うことまでも。チャンスを掴む人は、こういった身だしなみは押さえています。チャンス、逃したくありませんよね?

良いものを身につける

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服やかばん、靴、時計、アクセサリーなど。ここには非言語的な要素がたっぷりと含まれています。その人の価値観が現れてきます。美学ですね。これは私の話になりますが、良いものを身につけると背筋が伸びます。ましてや、思い入れがあるものであれば、私に力を与えてくれることも。また、相手からも「これなぁに?」「素敵だね」とネタのきっかけにもなったりと、プラスワントークにも繋がります。

【まとめ】見た目はその人の入り口

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見た目こそが、その人と業を判断する第一関門であるとお伝えしました。いかに中身が素敵であろうとも、見た目という入り口がクリアしないと中身まで行きつきません。それは顔が整っているからとかの話ではなく、「この人は安心できるか」の材料としての見た目。つまり、清楚であるか、服装はまともか、ということ。さらに、良いものを身につけていければ、その人の価値観がわかり興味も湧きます。そこから、ようやく中身の勝負です。ぜひ、見た目を味方につけてみてくださいね。

私の愛用ハンドクリーム(高校生の時からずっと)

この記事を書いた人

しげくに さき
しげくに さき
平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。

栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。

28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。

クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。

「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」

『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
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