結婚したら、家族になれるのかな?

私はまだ結婚を経験したことがないのですが、結婚をしたいなと、この半年で考えが本気になりました。ただ、なんとなくではなく、結婚とは何だろうかと落としこんでみたことを記事にまとめました。

INDEX

結婚とは、何だろう?

結婚 家族 恋愛

「結婚したい」と思う人は結構いるかと思います。では、「どうして?」と問えば「いい年だから」「私もそろそろだと思ってきた」など返ってきます。

私もかつてはそういう答えでした。ですが、これっておかしいと思いませんか?よくよく考えてみれば、理由にはなっていません。しいて言うならば、言い訳。

結婚に何を求めているのか

世間体だとか、なんとなくのような曖昧な気持ちでいると、結婚そのものに何を求めているのかわかりません。先に結論からいいますと、私にとって結婚とは、家族になることだと思っています。他人だった人と、他人ではなくなるということ。

とても大切な位置付けの人と共に自分の人生を歩むのですから。このように結婚に対する自分なりの意図は持っておいた方がいいと思います。すると、結婚とは?に対する答えも見つかっていくでしょう。

結婚に対する自分の意図

結婚 家族 恋愛

すると、おのずと「結婚とは何だろう」の答えは見えてくるのではないでしょうか。私は先ほども出てきましたが、家族になる人と生きていくことだと思っています。正直、20代ではその意識は芽生えませんでした。30歳になった今、一緒にいたいと心から思える人と人生を歩みたいと感じるようになりました。

一人がいいの?

一人がいいか、二人がいいか、の違いだと思っています。もちろん他にもありますよ。けれど、根幹にはここがあるのかなと。ちなみに私は一人が好きです。一人時間を大いに楽しむタイプですし、むしろこういった時間はある程度必要です。

しかし、一人が好きだからといって、短絡的に考えるのは浅いと最近は感じます。ここで言う二人とは、思っている以上の深みがあるからです。

人は一人では生きていけない

そもそも、自分意外はすべて他人です。他人と言うと冷たい言い方になりましたが、同じ人間ではないということです。好みや性格も違えば、同じ気持ちなわけもありません。違う人間であることが当たり前。双子でさえ別人ですからね。

一人が心地いいのは、ある意味当然のことだと思います。自分が一番かわいい、という言葉すらあるのですから。それでも、一人より二人の方が楽しいと思えるのが人間の面白いところです。ただし、本当に心地よいと感じる人だからこその話ですが。そういう人に出会えたら、すごく素敵なことだと思いませんか?むしろ、ありがたいことだとすら思います。

人は支え合う存在

結婚 家族 恋愛

私たちは生まれてから今日まで、人に支えられて生きてきました。産んでくれた母、育ててくれた両親、教えてくれた先生や友達、仲間、会社の人、いろいろです。もっともっといますよね。多くの人からの支えあってこそ、今の私があります。

特別な人というプライスレス

ある程度の年齢になると、自分の力で生きていけますよね。すると、支え合うという概念が薄くなっていくことすらあり得ます。経済面も含めると、一層に。それでも結婚するのは、ここにプライスレスな価値があるからだと思っています。

私も実際、「結婚したいな」という気持ちが芽生えたきっかけは、このような価値観に気づいてからでした。ですので、「いい年なので〜」といったわけのわからない理由はあり得ないんですよね。

結婚は幸せ?

結婚 家族 恋愛

まだ結婚のしていない私が言うのもあれですが、結婚に対する価値観が合致した二人であれば幸せなんだと思います。この価値観は、自分の中に深い考えがないと出てこないものでしょう。そういう意味では、なんとなく付き合って、なんとなく延長線で結婚というパターンは少々おかしい気もしました。

恋愛と結婚は違う

恋愛も結婚も、男女の愛あってこそだとは思います。しかし、同じ愛とは少し違ってきます。結婚の愛は、より一段上だと考えます。尊敬もプラスされるのかなと。社会的な功績だとか、権威の話をしているのではありません。そんな大逸れたというか、外付けの理由ではなく、感覚的なものだと思いますね。一瞬で感じるものかもしれません。直感でしょうか。

ここがないのなら、恋愛のままでもいいのではないでしょうか。尊敬なしでも恋愛は成り立ちますから。時に、大人の恋愛は汚いなんて発言もききます。こういった違いなのかなと。性欲止まりといったら言い方が直接的ですが、ここを重視している時点で結婚とは論点がズレています。お気持ちはなんとなくわかる気もしますが。

私とあなた、という共同創造

結婚 家族 恋愛

結婚っていいなぁと思うのは、「私とあなた」という二人の世界があることです。絆と表現したら良いでしょうか。イメージとしては、天秤にそれぞれ二人が乗っていて、バランスを保っている感じですね。結婚は大体同じステージ(価値観など)の人と釣り合うといいますか、惹かれ合うかと思います。

一緒にいたいベクトル

一人ではわからなかった視点を、二人一緒にいるから見させてもらえるという感謝の中に生きているということ。時に喧嘩をしたり、一緒にいたくない時だってあるでしょう。それでも、尊敬があれば、あなたの代わりはいないのです。あなただから一緒にいたいと。二人だから成立する世界があるのです。

結婚は家族になるということ

結婚はゴールではなく、ここからがスタートとはよく聞きますよね。それにはとても同意します。結婚は二人で生きていくものです。一緒に生きていくというスタートですから。

お互いに無いものを補ったり、支えあったりして、徐々に成長していくものです。これが家族なのかなと。これは結婚なしでは成り立たない可能性が大な、深い愛です。

二人だから生み出せるものがある

私はこういった価値観を、共同創造だと感じています。つまり、一人では生み出せない協力し合う中で生まれる価値観のことです。共鳴し合った二人だからこそ、生み出せるもの。ちなみに、その生まれるものが何なのかはわかりません。一人では見られない景色ですから。

人生は常に学びの連続

私は生涯、学びある人生でありたいと思っています。学びの一番は、人ありきです。もちろん本やどこかのセミナーだとか、動画、コミュニティなど、様々な場所に転がっています。

しかし、一番は身近な人との関わりほど落とし込めるものはないでしょう。学びとは、単なる知識ではありません。人間力だと思っています。

とても深い人間関係にすらなる

結婚は時に、嫌に思うことだってあるでしょう。喧嘩だってするかもしれません。違う人間ですからそうなっても当然です。しかし、ここから人としてどういう行動をとるのかといった体験を通して、人間力を体感的に学んでいくのです。ここまでの深い人間関係は、やはり夫婦だからこそでしょう。

幸せって、なんでしょうね。

結婚 家族 恋愛

私は20代、結婚に対する価値が本当にわかりませんでした。いい人が見つからないだとか、そもそも結婚のメリットは何なのかと、結婚や社会に対して不満や不信を抱いていました。そうなっても当然でした。なぜなら、幸せについて考えていなかったから。

本気で考えたことはありますか?

自分にとっての幸せの価値を、あなたは本気で考えたことはありますか?ここで気持ちの整理をつけることで、結婚に対する見え方は変わってくるはずです。もう少し深く思考してみてください。これがない限り、「結婚する意味ってあるんですか?」」「いい人に出会ったら結婚考える」みたいな、やる気のない考えになるのです。他責思考ですね。

幸せは自分から獲得していくものです。ぼーっとしているのはともかく、文句があってはすべてを見逃します。ましてや、結婚は人間関係ですから。条件もありますが、やはり最後は人間力です。自分の定義をしっかりと持っていくことが重要です。

結婚について考えさせられたドラマ

牧凌太(林遣都)|春田創一(田中圭)|黒澤武蔵(吉田鋼太郎)

ここで、私がこの結婚記事を書くに当たって、良きヒントを得られたドラマを1つご紹介します。その名も『おっさんずラブ』!私の大好きなドラマです。

なぜ、おっさんずラブなのか

このドラマを簡潔に説明しますと、男性同士の恋愛模様です。こう言うと、バカバカしく感じる人が一定数いるなと感じることがありますが、人を好きになることを純粋な気持ちで学べるような気がします。名言が多いです。

恋愛のままか、結婚に至る気持ちの変化だとかを追うように見せられます。なんというか、おっさんずラブは心理描写が上手です。その上サクサクと見れるので、だらだらしたことが苦手な私にはちょうど良かったです。

相手の幸せを願える自分でありたい

結婚を選択しない生き方もあります。しかし、結婚を選択する生き方もあるのです。自分の幸せはもちろんのこと、同じくらい相手に対しても思える関係を願える結婚ができたらいいですね。いろいろな生き方を選択する人が、このおっさんずラブには描かれています。非常によく出来たドラマだなと。さすがは社会現象を起こしたドラマ

おっさんずラブ 名言集

おっさんずラブの名言集(真面目ver.)

「お前にその気がないなら、離れてやってくれ」

(武川政宗/ドラマ「おっさんずラブ」)

「俺、もう我慢しないって決めたんで」

(牧凌太/ドラマ「おっさんずラブ」)

「俺は春田さんにとって恥ずかしい存在なんですか?」

(牧凌太/ドラマ「おっさんずラブ」)

「春田さんは春田さんのペースでいいです。形だけじゃなく、ちゃんと好きになってもらえるよう、俺、がんばりますから」

(牧凌太/ドラマ「おっさんずラブ」)

「失礼なのは、ちーちゃんの方ですよ。俺と会ってるのに春田さんの話ばっかり。もしかして気付いてなかったんですか」

(栗林歌麻呂/ドラマ「おっさんずラブ」)

「はるたん 、神様の前で嘘はつけないね」

(黒澤武蔵/ドラマ「おっさんずラブ」)

「誠意大将軍で行きます!」

(春田創一/劇場版「おっさんずラブ LOVE or DEAD」)

「俺、牧と本気で家族になりたかったんだよね」

(春田創一/劇場版「おっさんずラブ LOVE or DEAD」)

「春田さんがいないと、僕の幸せはありません。春田さんといると、いつも楽しいです」

(牧凌太/ドラマ「おっさんずラブ リターンズ」)

「私がキャベツを切らなくなったのは、マロがぜ〜んぶ包み込んでくれたからなんだけど。そういう存在に気づけるかどうか、かな。幸せの中にいると、自分が幸せだということに気づきにくいでしょ」

(栗林蝶子/ドラマ「おっさんずラブ リターンズ」)
しげくに さき

完全に私の中でヒットしたものだけ。気がつけば、牧くん多めでした(好き)

ぜひ、おっさんずラブ の映画や続編ドラマもご覧くださいね!すごく元気をいただけます。何よりも結婚したくなる!

この記事を書いた人

しげくに さき
しげくに さき
平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。

栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。

28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。

クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。

「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」

『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
INDEX