【閲覧注意】フリーランスの「将来が不安」問題について

定期的に思うことなのですが、将来が不安ということについて。それは自分が今フリーランスという働き方をしているからなのか。それとも、当たり前のことか。はたまた心配性だからか。今回は「将来が不安」だと漠然に感じている方へ、一緒に未来を考えていける、とりわけフリーランス特化記事をお届けします。

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将来の「何」に不安を感じているのか?

フリーランス 将来が不安

フリーランスの不安といえば、「安定性」の低さではないでしょうか。私自身、将来を考えた時に「このままでいいのか」と思ってしまうのです。5年後はともかく、10年後、果たして同じ状態で働いていられるだろうかと考えたら、もはや安心要素は皆無でした。

休みの保証がない

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休みといっても、通常の週2日などの休みのことではありません。例えば、仕事中に怪我をしたら保証はどうなりますか?休業中でもお給料が多少なりとも出て、なおかつ復職できる保証はありますか?何もないのがフリーランス。もちろん、フリーランス専門の保険組合もあります。保険と同じ考え方ですね。必要だと感じたら入会する、でいいと思います。

有給というお得制度

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会社に雇用されていると、有給という制度が付与されます。勤務時間や契約の条件にもよりますが、大抵の働き方には当てはまる国の制度です。しかし、フリーランスには適応されません。フリーランスは何も縛られないのです。それはつまり、国のお得な制度も適応外だということ。

私自身、フリーランスで業務委託を週5・一日8時間くらいの契約で働く経験がありますが、有給は何もないのです。たとえ、社員と同じ働き方であるにしても。会社側としては便利な存在ですよね。自由とは何なのか、改めて考えさせられます。

人付き合いが激減

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会社勤務となれば、人間関係の悩みもあるかと思います。私もかつて、そのような経験がありました。フリーランスになればそこから解放されます。縛られないので。しかし、それはそれで寂しいものだと、経験したからこそ思います。

フリーランスは基本的に一人です。仕事そのものとしては私は一人黙々が好きなので合っているのですが、喋らなすぎて危機を感じています。30代という、人生でいい年代の時に、人との交流が激減するのは果たして有益なのか?価値観だとは思いますが、私は「勿体無い」と感じています。やはり、人との交流は見えない財産にもなるのです。

通勤がない

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フリーランスは自宅が基本です。好きにオフィスを借りるなどもいいでしょう。シェアオフィスの活用は私もよく使用してました。ともかく、会社員のような通勤からは解放されます。しかし、しかしです。今やこの特権はフリーランスだけのものではなくなりました。

コロナ禍を機に、「リモート」が一般普及して、今では会社員でありリモートな人も非常に多いです。しかも、リモート手当のようなものまで付与される場合もあるのですから、これには衝撃的ですね。

依頼が断れない

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仕事を請け負っている身としては、どのような雇用形態であれど基本は断らないのが原則です。なぜなら、雇われだから。フリーランスは雇われとは違う感覚のように思えますが、100%自分の仕事でない限り、やはり取引先との上下関係はあります。

フリーランスに多い、業務委託を考えたとしましょう。仕事の依頼を断るものならば、「この人に依頼するのはもうやめよう」と判断されます。かつて、会社勤めの頃に、こういった光景を見ることがありました。

対等ではない現実

フリーランス 将来が不安

依頼したものの、要求が多かったり、仕事が遅かったりすると「使えない」と会社側で判断し、この人は数あるリストの中から優先度低めに設定されます。論理的というよりも、感情的な面で判断されるような、一瞬の選択のようなものです。悲しいですよね。

その上で、仕事の精度は高く要求されます。プロですから。そこは責任をもって受けましょう。体力面・精神面を保つこともフリーランスには必要な要素だと、この件からも感じていただけるかと思います。重要ポイントです。

もっと楽に生きれる方法はある

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もっと、フリーランスならではの苦しみと喜びはありますが、今回はあくまで私が現在感じている「不安」を元に記事にさせていただきました。フリーランスならではの、将来を見据えたレベルでの不安感、伝わったら幸いです。

正直いいますと、フリーランスにはかつてのような自由さは感じられません。リモートといった場所の自由という特権はもうないのですから。お金のことをも考えると、フリーランスはやはり不安定です。仕事も緊張感があります。仕事によっては一回きりの可能性もありえます。使い捨てにされることもままならない、想像以上に不安定かつ先行きの見えない立ち位置にいるのです。

振り幅が大きいのがフリーランス

フリーランス 将来が不安

ここまで、現実のシビアな面を語りましたが、フリーランスでもしっかりと稼げる人もいますよ。振り幅が大きいのもフリーランスです。その違いといえば、自分のビジネスがあるかどうかでしょう。

フリーランスになるのは簡単です。「独立してすごい」という見え方こそできますが、現実はそうとも限らないのです。多くは外注として請け負う「業務委託」の場合が多いからです。私もそうです。収入は会社員時代とさほど変わらない場合もあります。時給換算したら、とんでもなく安いことだってあります。

一方で自分のビジネスがあり、かつ軌道にのってきたら(=成功)起業に進む可能性もあるかと思います。可能性の振り幅は無限大であり、ストリートな生き方でもあるのがフリーランスです。不安定だからこそ、の可能性なのかもしれませんね。

脳卒中で右脳しか使えなくなったジル・ボルト・テイラー博士

この記事を書いた人

しげくに さき
しげくに さき
平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。

栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。

28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。

クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。

「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」

『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
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