人はタイミングを見計らいます。しかし、こういった計画は上手くいかないものです。そもそも、気持ちが乗ってきません。それは何故か?計画を立てている時点で、ベストタイミングなんてないからです。
ベストタイミングとは
「これだ!」と思えるタイミングのことです。こういう時って、計画外で起きるとは思いませんか?理論的にあれこれ述べる以前に、直感的に「これだ!」と感じる時があるはずです。これが、本来使うべきタイミングという言葉。
人は罠に陥る
人はタイミングを求めますが、求めるがあまり罠に陥ります。つまり、タイミングを逃すということ。チャンスが来ても「今ではない」という怠惰な感情が湧くことがあります。そして、理由をあれこれ述べて行動しないのです。
計画を立てようとする人
「今ではないから」ということで、計画を立てる人もいます。しかし、ここが重要です。計画とは、自分のコントロール下の話です。ベストタイミングは違います。自分のコントロール下にはありません。
今すぐか、先延ばしか
計画的にといえば、聞こえはいいです。しかし、実際は先延ばしにしているだけ。何でもかんでも計画を入れ込もうとする人がいます。私自身、そうでした。計画厨でした。実際は、計画を立てて満足しているだけ。何の実にもなっていないのに。
もちろん、すべてが今できるわけではありません。とはいえ、今できることだって多いはずです。ここを一緒くたにして先延ばしにするから、ダメなのです。怠惰なだけ。
タイミングは計画外
大前提、タイミングとは自分のコントロール”外”にあります。つまり、「チャンスを逃さないで!」ということ。「あとでやる」と言ってはタイミングを逃します。ただ、これだけなのです。
タイミングを逃す代償
タイミングを逃してから、またあとで機会をつくろうとしても、それはもう叶わないこともあります。たとえ叶ったとしても、かかる労力が大きくて疲れてしまいがち。
ここでわかることは、自分でコントロールしようとするから無駄なこと・損が起きるわけです。つまり、ベストタイミングではないということ。
タイミングを感じた体験談
ここで私の体験談をお話します。このブログを開設した時のことです。私はブログをつくる前から「なんとなくブログやってみたいな〜」くらいに考えていました。けれど、あくまで脳内の話。行動はまったくしていませんでした。
「そのうちに」「機会があれば」と、やる気のない言い訳を心の中でつぶやいていました。その上、「ブログいいな〜」という願望ばかり膨らむだけ。ぜんぜん行動していませんでした。
行動しない理由
なぜなら、面倒だから。何から手をつけたらいいかわからないといった未来への不安。お金がかかりそうだという言い訳。そもそもシステム系は苦手だとかいう挑戦のなさ。おまけに時間もないしとガッツに欠けていました。
心に火がついた時
そんな怠惰だった私に、すごいタイミングがやってきました。とても尊敬している人がYouTubeチャンネルで喝を入れていました。「今、やれよ!」と。私はここで心が震え、すぐにチャンネルを停止して、不慣れながらもWordPressに登録しました。
この時、夜9時は過ぎていました。本来ならばこの時間にもなれば、あとはリラックスモードでダラダラタイムだった私。今から何かを立ち上げていく活動の時間ではなかったのです。ですが、関係なしにやりました。心に火がついたからです。今思うと、これこそがベストタイミングでした。
「いつか」なんてない
ベストタイミングに乗るには、勢いが重要です。時間とか、体力の心配だとか、そんな言い訳ばかりしていては、せっかく心についた火も弱くなり、すぐに消えてしまいます。この時感じたエネルギーは、絶対に使った方がいいです。なぜなら、ベストタイミングだから。
計画はほどほどに
ここまで述べると、「じゃあ計画、いらなくない?」になりますよね。待ってください。冒頭でもお伝えしているのですが、「計画とは、自分のコントロール下」の話だということです。
タイミングに乗った後は、計画が必要になります。つまりは、事を起こすにあたって順番があるだけです。まずは、ベストタイミングに乗る。それから、計画を立てる。計画から立ててはいけません。あえて、言い切ります。
物事には順番がある
私の経験をもとにいえば、計画を立てたら、あとはやり続けることです。もうそれだけです。重要な部分はそこですが、もっと大前提、ベストタイミングという最初についた火が大事です。この火をいつまでも灯していたいものです。
心に灯った火が小さくなることもあります。けれど、どうにか繋いでください。続けてください。このために計画を立てていくのです。参考になれば幸いです。
この記事を書いた人
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平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。
栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。
28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。
クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。
「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」
『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
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