悩みから脱却できる「心の拠り所」で今を確実に生きる方法

日中は元気だったのに、夜になると疲れ果て、急に不安が浮かんでは思い悩む、これを書く私はそんな一日でした。きっとあなたにも、浮き沈みのある日があるかと思います。こういう時、何を支えにしているのか。私の心の拠り所を紹介いたします。

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なぜ、悩むのか

今を生きる 心の拠り所

私は昔から悩みやすく、想像力豊かにイメージしては、心がざわざわしてきて勝手に焦るというパターンを繰り返していました。最近の私としては、「あんなに高い物を買ったら、私はどうなってしまうのだろう。でもほしい」「今の働き方で本当にいいのかな。もっと別の道があるんじゃないのかな」など。

言葉にすると、案外どうでもいいことだったり、「急にどうした!?」としか言いようがない突拍子のない思いにヤキモキしていることに気づきます。なぜ、このように悩むのでしょうか?結論、今を生きていないからです。

悩んでいる時の状態

今を生きる 心の拠り所

肉体的には今この瞬間も心臓は鼓動し、生きています。しかし、精神的には今この瞬間にはいません。思考は今にフォーカスしていない状態です。悩みへとワープしています。

私の場合、未来をあれこれ想像してしまいがちです。「もしこうなったら」と未来を不安にイメージしがち。それが具体的になっていくと、時間はいつの間にか経っており、その分だけ思考はワープしていました。まだ起きていない未来に行ってたのです。つまり、ただの幻想をずっと見ていたのです。

過去と未来をワープ

「今」以外の時間軸とは、過去と未来です。ここに意識を合わせるから、人は悩むのだと思います。自分の悩みを紐解いていけば、どちらかに当てはまるはずです。過去を思い出しているのか、未来を妄想しているのかだけです。

今を生きることは難しい

今を生きる 心の拠り所

今を生きていれば、悩みは起きないはずです。悩みが悩みではなくなるからです。今この瞬間ですから。今は今を生きているだけなのです。とはいえ、言葉にすれば簡単ですが、そう簡単に思考をコントロールすることはできません。なぜなら、悩みとは理性よりも感情ベースで働いているからです。

感情をコントロールするのは難しいです。本能に近いものがあるからです。どこかの偉い学者が証明するまでもなく、これについては人間である以上、なんとなく体感しているかと思います。

五感にフォーカスする

今を生きる 心の拠り所

どうすれば、今にフォーカスを当てられるのか。私は頼りになるバリキャリな先輩に聞きました。彼女はカウンセラーやコンサルタントで独立していた経験があり、また大手企業で企画に関わっていた管理職経歴なかっこいい女性です。こういった人に聞いてみると、やはり彼女も今を生きることにはかなりコミットしていたようです。

前置きが長くなりましたが、今を生きるコツを述べますね。結論からいいますと、五感を感じることです。バリキャリ先輩から何度も教えられた成功法則でもあります。五感にフォーカスすれば、今に立ち返ることができるのです。今私はMacBookのキーボードを売っていますが、指の感触やタイピングの音に集中してみるということです。

また、シャワーを浴びている時もそう。このお湯の温度、肌に当たる感覚、ホッとしている自分、こういった「感じていること」に積極的に自分の意識を向けていくことが、今を生きる感覚なのです。こういう繰り返しが悩みを遠ざけ、本来やるべきことへとまっすぐ取り組めます。

心の拠り所を見つける

今を生きる 心の拠り所

次に、私のおすすめ法です。マインドセットに近い方法です。それは、心の拠り所になる言葉に出会うことです。自分を立ち帰らせてくれる文章を記憶しておくのもオススメです。具体的にどういうことかといいますと、私の場合は聖書のある一節です。

だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。

だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。

新約聖書|マタイによる福音書 6:25,6:34

私は神さまを信じています。宗教だとか洗脳だとかの話はどうでもよく、純粋に私は聖書の教えが好きです。真理だと心から思います。その神さまが力強い言葉で「思い悩むな」と述べており、それが私の心の拠り所にもなっています。

これを読むあなたは、別に聖書でなくてもいいのです。あなたにとって悩みが払拭できる言葉であれば、支えになります。大切なのは、悩みに意識がフォーカスしなくなるような言葉を自分の内に秘めておくことです。いちいち悩むことがバカらしく思えてきます。人生に対する信頼や余裕が生まれてきます。

私の持っている聖書とまったく同じ

自分の内側で景色は変わる

物事はすべて、見方次第です。どこにフォーカスを当てるかによって、現実の見え方は変わっていきます。つまり、視点の違いですね。物事は一つの解釈ではないということ。まるで複雑な現実そのものですが、それすらも自分の内側次第でどうにでもなるだけなのです。

結局は、悩みと聞けば深刻に聞こえますが、一喜一憂しなければどうにかなります。感情に支配されないように、動かされないように、今に集中してください。自分が動かされていては、フォーカスも定まりません。

一喜一憂とは、ある物事の情況が変化するたびに、それにつれて喜んだり心配したりすること。喜びも悲しみも、怒りも憂いもすべて、いちいち反応していると疲れてきます。大切な感情ですけどね!

精神論のような話になりましたが、悩みの向き合い方は、今に集中したとたんに解決していきますよ。ぜひ、五感に意識を向けてみたり、あなたの心の拠り所になる言葉を探してみてください。悩みとは、結局のところ幻想なのです。

この記事を書いた人

しげくに さき
しげくに さき
平成5年生まれ。東京都生まれ、地方育ち。

栄養学科の大学を卒業後、事務職で転職を繰り返す。しかし、「やりたいことがない」と未来へ漠然とした不安を抱える。自分とは何者なのか、20代のほとんどを自己分析にあてる。

28歳の時に自分探しではなく、「自分の能力を発揮する!」と行動で勝ち取ることを腹に決め、好きで得意な「書くこと」へと挑戦する。

クリエイティブな仕事へと方向転換し、月刊編集部で書くことや企画に携わる。その後、フリーランスとして独立。コピーライトを得意とし、セールスライトやプロモーションをメインに活動中。文字に魅力や訴求、想いすべてを集約させることがどうしようもなく楽しいと実感中。

「人は誰もが何かしらの才能を持っています。それを仕事にしていいし、遊び心をもってもいい。行動して、何者かになっていくことがスタート」

『仕事×遊び=書くこと』というタイトルで、2024年2月よりブログ始動。
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